キリスト教式の結婚式

キリスト教と結婚の関係

厳格粛然とした雰囲気で執り行うのが基本

場所について大体の所を理解してもらえたとして、次に結婚式そのものについて触れていこう。一般的な想像や理想としては色々あるかも知れない、中には華やかなドレスを身に纏っての結婚式という風に思っている人もいるだろう。純白ドレスではなく、ここはあえて今まで見たことがないくらい独創的な結婚式にしようなどと、そんなことを考えている人もいるかもしれない。

断言できるのは、そんなことが許されるようなキリスト教ではないということだ。そもそも、キリスト教にとっての『結婚式』とは、厳格粛然・粛々毅然といったような終始緊張感さえ感じられるくらい神聖視されているものとなっている。それを何かと勘違いして、ただの結婚するから派手な式にしたいなどと考えている人は、生粋のキリスト教徒にすれば冒涜・万死に値するなどと罵倒されてもおかしくはない所業となっている。ドラマやアニメといった世界で語られているキリスト教式の結婚式模様は、夢を見させるには十分すぎるくらい華やかな物となっており、そしてあまりに美化されすぎているためキチンとした儀式内容を把握していないと、逆に最悪な結婚式になってしまうのだ。

いざ自分たちが大人になって結婚式を開催しようとした際、あらゆる縛りやしがらみ、掟といっても差し支えない決まり事の多さに辟易してしまった、なんて経験をした人もいるのではないだろうか。憧れが先行して美化された結婚式を上げるというのは、日本人だからこそ考えがちな間違いの1つだろう。では純粋にキリスト教という宗教的概念に沿った結婚式のあり方と開催における決まり事とは一体どのようなものがあるのか、考察していこう。

結婚しようそうしよう

宗派による違い

まず最初に触れておかなければならないのが、キリスト教といえば二大宗派といってもいいくらいの勢力が存在している。『カトリック』と『プロテスタント』、どちらに即した結婚式にするかで色々と違いが出てきてしまう。この点も本来は注意していなければならないのだが、知識や情報として身に付けている人は少ないのではないかと思う。では簡単にこれら二つの宗派ごとの違いとして主な点を少し取り上げてみよう。

カトリック プロテスタント
祈りの場所 聖堂 礼拝堂
司祭の呼び名 神父様 牧師先生
バージンロードの色 赤、もしくは緑
結婚講座 必須 教会によりけり
再婚者の結婚 死別以外は不可 理由によって可能

こうしてみると宗派によって全然異なっていると感じるだろう。特に重要なのは司祭様の呼称とバージンロードの色、さらに結婚講座というものだ。この3つに関しては意外と思う部分もあれば、どういうことかと感じているものもあるだろう。

今回は主にこの3つをもう少し考察してみよう。

司祭の呼び名について

司祭とはいわゆる結婚式などの儀式を執り行う人で、これら人々も宗派が違えば呼び方が異なってくる。宗派ごとに明確な違いを出したかったという対立図式も関係しているのかもしれないが、この呼び方をしっかり覚えておかないと四季をめちゃくちゃにしてしまう可能性があるので注意だ。

バージンロードの色について

結婚式といえば真っ白なバージンロード、というふうに考えている人もいるがこれはいわゆるプロテスタントだからこそ出来る特権となっている。カトリックの場合には白を用いることが出来ず、赤か緑のどちらかでなければならない。結婚式の様式や信仰している宗派によってこうした違いが出てしまうため、この点を変えるのは不可能となってしまうため飲み込まなければならない。

結婚講座とは

最後に一番気になっていると思うが、この結婚講座とはキリスト教徒以外の人間がキリスト教式で式を挙げたいと希望する際には、キリスト教に関する知識や作法などを学ばなければならない。また結婚とはどういうものか、夫婦とはどうあるべきかなどの知識を勉強しなければならないことが義務付けられている。大体3ヶ月程度は学ぶ期間として設けられているため、事前に確認して置かなければいけない点となっている。

式挙げる派ですか挙げない派ですか

ドレスについて

勉強しなければならないというのもあるが、次に一番花嫁の中には納得出来ないと感じる点として挙げられるのが、挙式において用いるドレスについてだ。基本的には衣装については特別な制約もないが、教会や司祭様によっては服装に難色を示すことがある。神聖な儀式をするという点において、神に対して信仰心を疑いかねない様相は控えなければならない。特に言われているのが肌の露出について厳しく言われることがある。

そうした指摘を受けた際には指示に従わなくてはならない。自分たちが望む好きなドレスを切れればそれでいいんだと、そう考えているかもしれないが宗教的にアウトを食らったら従わなくてはならない。自分たちの好きなようにしたいんだなどという考え方も日本人ならではといえるが、あまり褒められたものではないのは確実だ。

式場決めましたか?